2023/03/15 17:08
ペットを飼っている人であれば、ペットが健康であることは非常に重要です。それはペットの快適さだけでなく、飼い主自身の安心感にもつながります。 そのため、ペットの健康状態を確認することはとても重要です。特に犬を飼っている人は、犬のうんちをしっかりと確認することが重要です。今回は、「愛犬のうんち見ていますか?」というテーマで、犬のうんちから健康状態を確認する方法についてお話しします。 犬のうんちは、その犬の健康状態を確認するためのバロメーターと言われています。犬のうんちをしっかりと確認することで、愛犬の健康状態に変化があった場合にすぐに気づくことができます。特に、犬は自分で自分の健康状態を表現することができないため、飼い主がしっかりと確認することが必要です。 ◯良いうんちとは・・・ 愛犬のうんちを確認する際には、回数、色、量などをしっかりと確認することが大切です。 犬のうんちを見て、健康状態を確認するためには、うんちの形状に注目することが大切です。
一般的に「良便」とされるものは、以下の特徴があります。 ・少ししっとりとしている ・1回の排便で2本程度の便がスムーズに排泄される ・地面に跡がつくかつかない程度の硬さ 上記の特徴を持っているうんちは、健康的な犬のうんちと言えます。しかし、上記以外のうんちは何らかの異常がある可能性があります。続いて、うんちの形状から考えられる病気について紹介します。 ◯悪いうんちと考えられる病気 ■コロコロの小さい便やカサカサの便: ・水分の過剰吸収 ・大腸内での通過時間が長く、水分が過剰に吸収されていると考えられる。 ■軟便: ・ストレスやフードがあってない。 ・また、寄生虫やウイルス感染の可能性もあるため、続く場合には必ず獣医師に相談してください。 ■便の表面にゼリーのようなものが付着している: ・腸の炎症が起きている可能性があります。ただし、腫瘍がある場合も考えられるため、病院での受診が必要です。 ■水っぽくサラサラしている: ・重度の腸炎やウイルス感染症など命に関わる病気の可能性があります。緊急性を要するため、至急病院へ連れていってください。 ■血が混じっている: ・大腸炎や大腸にポリープや腫瘍ができている可能性があります。獣医師に相談してください。 ■黒っぽいタール便: ・胃や腸から出血している可能性が高いです。獣医師に相談してください。 ・黄色っぽい:慢性膵炎の可能性があります。消化酵素の投与で改善するので、病院で受診してみましょう。 ※また、男の子の場合、年齢とともに前立腺肥大が起こり、ウンチが平べったくなったり、出しにくくなることがあります。
軽度の場合は薬で治療ができますが、重度になると手術が必要になります。直腸内にポリープや腫瘍ができる場合もあり、便がうまく通過できずに平べったい便になったり、血液が付着する場合があります。 ペットの健康を守るためには、定期的な健康チェックと、健康的な食生活を提供することが大切です。また、便の状態に異常がある場合には、迅速に獣医師に相談しましょう。