2024/04/01 13:44


■【獣医さんインタビュー】GrilloPetの主原料「コオロギ」に獣医も注目!?

みなさん、こんにちは!GRILLOPETの開発担当者のKです!

今回は、GRILLO PETをご監修いただいた兵庫みなと動物病院の豊福先生にお話をお聞きしました!

そのお話をブログ記事にして、GRILLO PETの制作秘話やなぜ獣医さんが診療で使っているのか?またその時の症状の変化などを取り上げていこうと思います!

そ、それが、、、先生とのお話が盛り上がりすぎまして、6分割してお届けします!多い笑


第1弾では、「なぜ獣医さんが“コオロギ”に注目したのか?」をテーマにお聞きします!



<先生のプロフィール>

豊福 祥生先生

兵庫みなと動物病院 院長

動物に対する愛がある方でした☺️



【ペットの栄養や食事・サプリへの情熱は、“自分自身”の変化がきっかけ?】

聞き手K  先生、今日はよろしくお願いします!いきなり大変失礼なのですが笑、、、先生はペットの栄養や食事に関する思いが非常に強い稀有な獣医さんだと思っています笑 もしよろしければ、その原点やエピソードを教えてください。以前、お酒の席でも、がっつりお話させていただきましたね笑


豊福先生  そうそうそう。そもそも僕は、なんら他の先生と変わらず、西洋医学をベースに中医学をやっていて、それに何の疑問もなくやっていました。ある時に、サプリメントで腸内細菌を元気にさせるサプリメントが自分にすごく合ったというのがあったんですね。

とある乳酸菌のサプリメントなんですが、それまで本当に、2日に1回も下痢しているぐらいのお腹の弱さだったんですけれども、それを始めてから下痢がなくなったのと腹痛もなくなって、基礎体温も一度上がって、風邪をひきにくくなって、もう本当に体質がガラッと変わりました!


聞き手K  すごい体質改善ですね!ご自身が食事やサプリで、大きく変わったんですね!


豊福先生  そうなんです。それは本当にパラダイムシフトでした。それ以前は、「サプリメントなんて」というような考え方もしていたんですけれども、いざ自分に合うものを見つけてくると、何でそれが効いたのかというのをきちんと調べようというふうにやっていくうちに。

やっぱり、いざ自分で経験すると、誰かが言っているよりもインパクトが大きいので、そこからちゃんと調べようという気持ちになりました。腸内細菌とアレルギーの関係だとか、自己免疫性疾患とか、代謝性疾患、なんなら精神疾患、その辺りも幅広いところに腸内細菌が関わっているということが分かってきたというのが最初にあります。


聞き手K  たしかに、先生のTwitterも拝見していますが、腸内環境やアレルギーに関する投稿は多いですよね!


豊福先生  僕のTwitterを見てくださりありがとうございます笑 そうです。そこから、アレルギーに対しての診察のスタイルが変わって、薬で抑えるのではなくて、食事というところの重要性、サプリメントを併用するということも含めて、積極的に普段の診療に取り入れて、試行錯誤しているうちに、アレルギーに対しての知見が重なってきていました。


【高タンパク質な“コオロギフード”にたどり着いた、ペットのアレルギー問題と根本解決の大切さ】

豊福先生  ただ、猫のアレルギー、特に食物アレルギーに関しては、あまり良いフードがないというところに気がついたんですね。そもそも猫の食物アレルギーは、検査で診断ができるものではないので、実際はアレルギーになりにくい食事を選ぶという形で、「除去食試験」という形をとることになります。犬の場合は検査があって、それをもとに除去食試験を選択できるんですけど、猫の場合はそれができないので、とりあえずランダムに試してもらうという方法しかありませんでした。


今の飼われている猫ちゃんは、肉だったり魚だったり穀物原料のものもありますけれども、そういうものをすでに食べてしまっていて、一番アレルギーになりにくい食材は何かなと考えた時に、「昆虫をチョイスできないかな」と思ったのが、コオロギに興味を持ったきっかけです。


猫は、そもそも自然世界では昆虫を食べるということ自体は普通で、なんなら主食に近いものなので、昆虫食というのが猫のフードとして問題ないというか、猫にむしろ合っているんじゃないかなというのもありました。とあるブログでエコロギーさん(GRILLO PETの開発企業)の存在を知って、一度、猫にちょっと使ってみたいなというのがあったので、問い合わせをさせてもらったのが、GRILLO PETとの出会いの始まりですね笑


聞き手K  おお!コオロギやGRILLOPETとここで繋がりました!笑 たしかにGRILLOPETの主原料である”コオロギ”は高タンパク質な原料で、既存のペットフードにアレルギーがでてしまう場合、新しいアプローチになり得ますよね!


さて、第1弾はここで終わりです!

次回、第2弾は、アレルギーの根本改善についてお話をお聞きします!